特定保健用食品制度は1991年(平成3年)に発足したもので、健康強調表示を国が許可・承認する制度として、世界各国から注目されています。
1993年(平成5年)には表示許可第1号商品が誕生し、昨年10月、記念すべき10周年を迎えました。また、2001年(平成13年)4月には保健機能食品制度の創設に伴って、特定保健用食品は保健機能食品に包含運用されることになりました。
財団法人 日本健康・栄養食品協会は許可品目が100に達した1997年(平成9年)以降、表示許可取得各企業の協力を得て隔年の市場規模調査を実施し、過去3度にわたり公表しております。1999年(平成11年)の第2回調査レポートからは国内のみならず、特にヨーロッパ、東南アジアのマーケティング関係者、学術研究者の関心を呼び、多くの論文等に引用されて特定保健用食品について関係者の理解を深めております。
昨年12月、第4回のアンケート調査を実施しましたので、その集計結果をお知らせいたします。今回も特定保健用食品を開発した各企業の絶大なご協力により、この種の調査としては最高といえる多くの回答を得ましたので、精度は高いものとなったと思われます。
調査方法:表示許可商品を持つ企業に対する品目別アンケート調査
調査対象品目数:398品目 / 実数回答品目数:381品目
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T.市場規模
- 規模の拡大
- 整腸関連以外の商品の急増
- 流通チャネルウエイトと店頭状況
U.表示許可・承認の現状
- 2003年度の表示許可・承認は71品目となり過去最大、
累計398品目
- 新しい分野の開発へ挑戦
むすび
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