特定保健用食品制度は1991年(平成3年)の発足から27年が経過し、国が健康強調表示を許可・承認する制度として国際的にも注目されています。
1993年(平成5年)に表示許可第1号の商品が誕生し、2019年3月末現在、特定保健用食品として表示許可・承認された食品は1068品目となっています。
当協会は特定保健用食品の制度発足以来、食品業界に対して許可取得のための関係省庁の行政方針および関連情報の入手・伝達を始め申請相談等の支援活動を進めるとともに、健康食品全般について消費者および関係先への情報提供等の活動を展開して参りました。
その一環として1997年度から特定保健用食品の市場規模調査を実施し、行政・学術関係者、国内外のマーケティング関係者など各方面に資料として提供しております。
この度、2018年12月から13回目のアンケート調査を実施しましたので、その集計結果を中心に市場規模の推定とともに、表示許可等の現状についてご報告させていただきます。
本報告の作成に当たり、当協会会員をはじめとした特定保健用食品を開発、販売している各企業から多大のご協力をいただいたことに深く感謝いたします。