公益財団法人日本健康・栄養食品協会：トクホ市場 6493 億円前年度から微増しほぼ横ばい

特定保健用食品制度は 1991年（平成3年）の発足から28年が経過し、国が健康強調表示を許可・承認する制度として国際的にも注目されています。

1993年（平成5年）に表示許可第1号の商品が誕生し、2020年3月末現在、特定保健用食品として表示許可・承認された食品は1074品目となっています。

当協会は特定保健用食品の制度発足以来、食品業界に対して許可取得のための関係省庁の行政方針および関連情報の入手・伝達を始め申請相談等の支援活動を進めるとともに、健康食品全般について消費者および関係先への情報提供等の活動を展開してまいりました。

その一環として1997年度から特定保健用食品の市場規模調査を実施し、行政・学術関係者、国内外のマーケティング関係者など各方面に資料として提供しております。

この度、2019年12月から14回目のアンケート調査を実施しましたので、その集計結果を中心に市場規模の推定とともに、表示許可等の現状についてご報告させていただきます。

本報告の作成に当たり、当協会会員をはじめとした特定保健用食品を開発、販売している各企業から多大のご協力をいただいたことに深く感謝いたします。

調査方法：特定保健用食品の表示許可を取得した企業に対して、アンケート方式で2019年度の品目別販売見込額および販売経路別市場構成について調査
調査対象品目数：1071品目 / 実数回答品目数：1059品目

Ⅰ.市場規模
　1.調査方法
　2.集計結果
　　(1)市場規模
　　(2)保健の用途別市場概況

Ⅱ.販売経路別および食品
　　の種類別市場構成
　1.販売経路別市場構成
　2.食品の種類別市場構成

Ⅲ.表示許可・承認の状況
　1.表示許可・承認品目の推移

Ⅳ.むすび