令和2年度活動予定内容
[ 技術部会 ]
「技術部会」は、活動テーマ別にWGに分かれて活動するとともに、必要に応じWG内でチームに分かれて活動しています。さらに、緊急課題に対しては、部会あるいはWG内でチームを編成し、フレキシブルに対応する活動を推進しています。
今年度は、特定保健用食品(トクホ)制度の有効かつ円滑な運用と、疾病リスク低減トクホ制度発展に向けた調査・検討を行い、提案する活動を行います。
また、消費者のトクホに対する理解を深め、商品選択や利用が適切に行われることを目的として、トクホの普及・啓発や情報発信に関する検討と活動を予定しています。
■制度活性化ワーキング(仮称)
活動1. 議事録解析;トクホ審査に係る消費者委員会の議事録から審議傾向把握し、申請者のスキルアップを目指す
とともに、審査の効率化に向けたツールを提案する。
活動2. 申請・審査の合理化・見える化検討;申請者にとって、より合理的であり、審査者にとっても、より円滑な
審査となるように、迅速かつ効率的な審査のあり方を提案する。
■疾病リスク低減トクホ検討ワーキング(仮称)
活動3. ガイドライン作成;疾病リスク低減トクホ制度の拡大に向けて、新規関与成分、保健の用途の申請のための
申請者にとって分かりやすいガイドライン案を作成する。
活動4. 表示検討;疾病リスク低減トクホ調査事業の結果等を参考に、消費者に分かりやすい疾病リスク低減トクホ
の許可表示のあり方を提案する。
活動5. 安全性調査;海外での状況等を調査し、疾病リスク低減トクホとして必要とされる安全性評価のあり方を
提案する。
■コミュニケーションワーキング(仮称)
活動6 トクホの枠にとらわれず、健康増進や食生活改善の中で保健機能食品が果たすべき役割と正しい情報について
検討し、商品選択や利用が適切に行われるための情報発信を提案する。
[ 特定保健用食品広告部会 ]
「広告部会」は、広告表現の適正化と向上を図るため平成 25 年度に発足しました。トクホが消費者から一層の信頼が得られるよう、今年度も引き続き、以下の活動を予定しています。
・特定保健用食品広告審査会の運営に関する検討や作業と行政連絡
・「『特定保健用食品』適正広告自主基準」改定の検討
・トクホ広告宣伝の適正化に関する調査、研究、立案
・広告に関する研修会の開催
《 広告部会は、任期2年のため、令和2年度の募集はありません。 》