当協会は、独立行政法人国民生活センターが8月1日に公表した報告書「錠剤・カプセル状の健康食品の品質等に関する実態調査」を受けて、GMP認定工場に対し錠剤・カプセル状等食品の崩壊試験を義務化することといたしました。
本報告書によると、調査対象100銘柄の内、42銘柄が医薬品に定められた規定時間内に崩壊せず、また、2銘柄では、有効成分の含有量と表示量の大きな乖離が見られました。
当協会は、以前からGMP認定工場に対して、錠剤・カプセル状等の製品について崩壊試験の実施を強く推奨してまいりましたが、この度の国民生活センターの報告書の内容を重く受け止め、義務化することとし、その旨を8月2日付で通知いたしました。
GMP認証企業宛通知文「GMP認定工場に対する錠剤・カプセル状等食品の崩壊試験の義務化と有効成分の含量確認の重要性について」 こちら >
また、有効成分の含有量については、表示量に基づく適切なレベルが賞味期限内を通して維持されることが重要であるため、同通知では、従来からの要求項目であった適切な方法による含量確認の実施の徹底を求めております。
なお、会員企業にも本件を周知するため別途通知しました。
会員企業宛通知文「GMP認定工場に対する錠剤・カプセル状等食品の崩壊試験の義務化と有効成分の含量確認の重要性について」 こちら >
当協会としましては、引き続き健康食品の品質確保を推進してまいります。
通知文別添:
「錠剤・カプセル状の健康食品の品質等に関する実態調査」(独立行政法人国民生活センター報告書) こちら >
【 問合せ先 】
公益財団法人日本健康・栄養食品協会
健康食品部 TEL:03-3268-3131 > e-mailにてお問い合わせ