2013/2/14号の『週刊文春』に掲載された記事(「効くサプリ」と「効かないサプリ」)に関しまして、内容を精査致しました。
その中で、記事に紹介されている報告の他にも、グルコサミン、ヒアルロン酸では、ヒト試験での有効性を示した論文が複数あり、機能性評価モデル事業においても評価されています*1。
また、レスベラトロールでもヒト試験について幾つか論文化されています*2。
現在、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会では、昨年のモデル事業を受け、独自に「食品の機能性評価事業」を行っています。公平性・透明性を担保した文献検索法を用いて網羅的に調査し、健康食品の客観的な科学的根拠について、第三者的立場である評価委員会によって総合評価を行っています。
今後、更に多くの健康食品の科学的根拠を調査し、消費者の健康の一助となるよう努力して行きたいと考えています。
*1「食品の機能性評価モデル事業」の結果報告(消費者庁 平成24年4月)
http://www.caa.go.jp/foods/index17.html#m01
*2 (例)Cell Metabolism 14, 612-622, November 2, 2011
http://www.cell.com/cell-metabolism/abstract/S1550-4131(11)00386-X?switch=standard