Q4.健康食品はいつ飲めばよいのでしょうか。またどれくらい飲めば効果がありますか。
A. 表示してある1日当たりの摂取量や摂取方法など注意事項をよく読んでお飲みください。健康食品ではある程度の継続摂取を想定したものが多いと思います。国が効果・効能を審査する特定保健用食品(トクホ)の場合、食後血糖や食後中性脂肪の上昇に対して短時間で作用するような場合を除き、12週間の継続摂取で製品の有効性を確かめています。ある程度の期間飲まれて効果を実感された場合、続けられてはいかがでしょうか。人によって合う合わないがありますので不都合な事が起きた時はすぐに中止してください。
Q5.お薬を服用中ですが、健康食品を摂っても大丈夫でしょうか。
A. 健康食品であってもお薬の種類や病気の内容などによっては、飲み合わせ(お薬の働きを強めたり、弱めたりする)に注意が必要な場合があります。お薬を服用中の方はあらかじめかかりつけの医師または薬剤師に相談してください。
Q6.健康食品は、量を多く摂ったほうが効果的なのですか。
A. 量を多く摂れば摂るほど健康に良い影響を与えるというわけではありません。特定の成分の過剰摂取になる可能性もあります。その場合、期待されている効果ではなく、むしろ健康被害に繋がることも考えられます。記載されている目安量の範囲でご利用下さい。
Q7.体の不調や健康を気にするあまり、つい多種類の健康食品を摂るようになりましたが、大丈夫でしょうか?
A. 何種類以上になると問題という基準はありませんが、種類(含有成分)が多ければ多いほど、特定成分の過剰摂取、医薬品成分との相互作用(効き目が強くなりすぎたり、弱くなったりする)の可能性も高まります。また、健康食品成分同士の相互作用も考えられます。こうしたことをご理解頂き、利用の目的とその目的に照らして本当に必要かどうかを良くお考えの上でご利用下さい。
Q8.効果を実感出来ず、摂取量を増やす代わりに、同じ効果のありそうな製品を追加しようと思いますが、問題ないでしょうか。
A. 同じ目的でサプリを複数製品使用することはお避け下さい。製品間で共通した成分が入っていると過剰摂取に繋がる可能性もあります。また、成分は違っても同じ仕組みで効果を発揮するような場合は、好ましくない作用も強まる可能性があります。
Q9.健康食品をしばらく飲んだら、何となく体の具合が悪くなりました。業者に問い合わせたところ、「好転反応であり、暫く飲み続けると効果を実感出来る」と言われましたが大丈夫でしょうか。
A. 健康食品については、“好転反応”に科学的根拠があるかどうかはっきりしません。業者は「一時的に体調が悪いと感じても、その内に効果を実感出来るようになる。効果が出る前段階の反応で効果がある証拠」と言いたいのだと思います。商品を売らんがためのいい加減な説明の可能性があります。使用を中止して医師の診察を受けて下さい。その際、その健康食品の利用について医師にご説明下さい。