< 栄養機能食品の規格基準 >
栄養機能食品の規格基準は、ビタミン、ミネラルなどについて定められています。(表1)
表1 栄養機能食品の規格基準
< 栄養機能食品の表示事項 >
- 栄養機能食品である旨及び当該栄養成分の名称
- 栄養成分の機能
- 1日当たりの摂取目安量
- 摂取の方法
- 摂取をする上での注意事項
- バランスのとれた食生活の普及啓発を図る文言
- 消費者庁長官の個別の審査を受けたものではない旨
- 1日当たりの摂取目安量に含まれる機能に関する表示を行っている栄養成分の量が栄養素等表示基準値に占める割合(表2)
- 栄養素等表示基準値の対象年齢及び基準熱量に関する文言
- 調理又は保存の方法に関し特に注意を必要とするものにあっては、当該注意事項
- 特定の対象者に対し注意を必要とするものにあっては、当該注意事項
表2 栄養素等表示基準値
< 栄養機能食品の表示例 >
商品名:○○○
栄養機能食品(カルシウム)
カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
名称 |
カルシウム含有食品 |
原材料 |
○○、●●、・・・ □□□ |
賞味期限 |
欄外に記載 |
内容量 |
○○g(●●mg×□□粒) |
保存方法 |
高温多湿を避け、保存してください |
製造者 |
△△株式会社
東京都○○区●●1-2-3
|
栄養成分表示:2粒当たり
エネルギー○○kcal たんぱく質●g 脂質△g
炭水化物▲g 食塩相当量□g カルシウム■mg
1日当たりの摂取目安量:1日当たり2粒を目安にお召し上がりください。
摂取の方法:水又はお湯でお召し上がりください。
摂取をする上での注意事項:本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものでは
ありません。1日の摂取目安量を守ってください。
1日当たりの摂取目安量に含まれる機能に関する表示を行っている栄養成分の量が栄養素等表示基準値(18歳以上、基準熱量2200kcal)に占める割合(栄養素等表示基準値2015):カルシウム○%
調理又は保存の方法:保存は高温多湿を避け、開封後キャップをしっかり閉めて早めにお召し上がりください。
「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」。
本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
< 表示に当たっての留意点 >
・栄養機能食品である旨及び当該栄養成分の名称は「栄養機能食品(○○)」と表示する(○○は、「亜鉛」、
「ビタミンA」、「ビタミンB1・B2」等の栄養成分の名称とする。)。
栄養機能食品について栄養成分の量及び熱量を表示する場合、1日当たりの摂取目安量当たりの量を
表示する。
・1つの食品で2つ以上の栄養成分について栄養機能表示や注意喚起表示を行う際、当該栄養機能表示や
注意喚起表示が同一の場合にはまとめて記載しても差し支えない。
(例)「ナイアシン、ビオチン及びビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」
・1つの栄養成分に2つ以上の栄養機能表示がある場合には、まとめて表示することで差し支えない。
(例)「ビタミンAは、夜間の視力維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。」
*1 調理又は保存の方法 保存は高温多湿を避け、開封後キャップをしっかり閉めて早めにお召し上がり
ください。
・複数の栄養機能食品を摂取することによる過剰リスクを防ぐため、機能を表示しない栄養成分であっても、
強化されているものは積極的にその含有量を表示することが望ましい。
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