10月8日(木)NHK クローズアップ現代で放映された
 「どうつきあう サプリメント〜明らかになる"健康被害"〜」について

 (財)日本健康・栄養食品協会としましては、番組中に、梅垣センター長からお話がありましたとおり、健康食品は、食事の補完として利用していただくことを基本と考えています。このため、パッケージには厚生労働省の推奨表示として「食生活は、主食、主菜、副食を基本に食事のバランスを。」を記載することになっています。さらに、適度な運動等により生活習慣を規則正しくすることも重要だと考えています。

 病気治療中の方が、本来の治療を受ける代わりにサプリメントで代替することは、間違った使い方です。また、健康食品の中には、薬との相互作用があるものがあり、同時に摂取することで薬の効果を強めてしまったり、逆に弱くしてしまったりすることがありますので、薬と併用される場合は、医師、薬剤師、栄養士、食品保健指導士等にご相談ください。

 当協会では、「健康補助食品規格基準」を品目毎に定め、これに適合した製品にはJHFAマークをつけています。現在60品目の規格基準があり、500製品以上にこのマークがついています。また、現在、新しい品目として、「αリポ酸食品」規格基準を作成中であり、安全性(1日摂取目安量の設定等)、使用方法、分析方法、表示基準等を定め、安全な健康食品を提供できるような環境を整備しています。

 また、製造時の品質と衛生性を確保するため、健康補助食品GMPガイドラインを定め、これに適合した製造所をGMP工場として認定しています。現在56の工場が認定され、厳しい品質管理のもと製造されております。

 当協会の事業目的は、健康食品の安全性の確保、及び正しい使用法と普及におかれています。健康食品を利用される場合は、企業の広告を鵜呑みにしないで、健康食品の正しい選択と使い方をしてください。不明な点は企業の相談室に問い合わせてください。


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